ウィンターグリーン

6回目の今日はこちら。


★★ ウィンターグリーン ★★


カナダや中国などに自生しているツツジ科の植物の葉から水蒸気蒸留法で抽出した精油です。
精油には使われませんが、カワイイ白い花や赤い実をつけます。


Wikipediaによると、ネイティブ・アメリカンがその葉からお茶を作り、リウマチや頭痛、熱、喉の痛みなどの苦痛の緩和に利用していたそうです。
参考:wintergreen by wikipedia.org



そんなウィンターグリーンですが、是非香りをかいでみてください。
どこかで知っているような香りです。


そう、有名な消炎鎮痛剤のサロンパスです。


じつはウィンターグリーンはほぼほぼサリチル酸メチルという成分で構成されています。
サロンパスにもこのサリチル酸メチルが使われていてるので、香りにも反映されているのですね。


炎症を緩和したり、鎮痛や鎮静といった作用をもっているんですね。



また、
この成分からドイツの製薬会社がアスピリンを開発したということです。
アスピリンはサリチル酸の酸性を弱めて胃を通りやすくしたものなんだそうですね。
なので、アスピリンアレルギーをお持ちの方は、使用を避けた方がいいという点ですね。



ということで、この精油は痛み止めで使えます。
ジェルと合わせて塗布することで冷感に、他のアロマオイルをプラスするなどして温感にも使えます。



これで人にもペットにも優しい痛み止めジェルができちゃうんです。
筋肉痛や肩こりなどはもちろん、
ワンちゃん達だと関節痛やリウマチ痛などに。


また、結構強めの独特な香りをペットが嫌がるのを使って、舐めるのを抑制するのにも使ったりする方がいらっしゃいます。





もちろん、プロの指導のもとに使うことが前提ですよ。
ウィンターグリーンに限らず、
オイルをそのままナメナメ大量にさせてしまうことの無きようご注意くださいね。




実際に使う際は、きちんと勉強するか、プロに教わって無理の無いように使ってくださいね!!
(もちろん、農薬・酸化防止剤が含まれていないものを使うことが大前提です。)