からだが不調。。。 その時どうしますか?

今回は健康に関する話題をお届けしようと思います。


皆さん、マッサージはお好きですか?


突然ですが、
J3はこの日曜日に庭(といっても極小ですが。。)の土壌改良に一日を費やしていました。

なぜかって?

以前は芝生を植えたりしていたのですが、なかなか根付きが悪かったり、
水はけが悪かったりといったことで、結局何度やっても上手くいかなかったのです。

それにこれまで鉢に収まっていたシマトネリコさんを
地植えにしようと試みたのですが、ちょっと穴を掘ろうとしたら、
「ガツン!!」 と衝撃が。。

硬くて硬くて、とても地植えには適さなかったので、
結局、土を入れ替えてあげただけで、鉢に戻さざるを得なかったのです。。

こりゃ困ったなー、ということで
一年発起して、土壌改良に取り組んでみたんです。

結果、、
でるわでるわ。
大きな石やら、以前に建てられていた家のレンガやら
タイルやら茶碗のかけらのようなものが。。

おまけに肝心の土も粘土質で、スコップではどうにもならず、
慣れない鍬(クワ)を手にして耕しながら、
出た土を篩(フルイ)にかけて土と石などを選別。

結局そこまででタイムアップ。土壌改良はまだまだ続きそうです。

で翌日の月曜日。
J3はどうなったでしょう?

そう、ご想像の通り、からだがバキバキ。 
張ってるし、痛いし、悲惨でした。。

幸運にもいつもお世話になっている整体院の施術の日だったので、
事情を話して施術をしてもらいました。

ここはPNF整体という手技をメインに行っているところで、
普通のマッサージとはちょいと違います。
もちろん、鍼灸もしてくださいます。

そしてなにを隠そう、
J3がペットマッサージを学ぶキッカケを作ってくださったのが
こちらの院長先生とネコちゃんを飼われているスタッフさん。

ヒトとの出会いが、どんどんJ3を進化させてくれます。
ほんとに恵まれてます


さて、前置きはこのくらいにして本題です。
(おいおい、前置きが長過ぎる~との声が聞こえてきそうです

我々、人間が体の不調を感じたときにその対処法の一つとしてあるのがマッサージですよね?

そして勿論、可愛いワンちゃん・ネコちゃんにもマッサージは当てはまるのです。

ところで、「リッキング(Licking)」っていう言葉を聴いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

リッキングとは英語で 舐める を意味しています。

そしてちょっと前のことですが、リッキングの効果でこんなニュースがありました。



****以下引用*****


そのなかで、リッキング(親牛に、生まれた子牛を舐めさせる)の効果として以下があり、
□子牛の体が乾きやすい(風邪防止)。
□マッサージ効果により血液の循環が良くなり、初乳免疫の吸収を高める。
□子牛がリラックスする。

「お金がかかるものではないので、ぜひやっていただきたい」とのことでした。


****引用終わり*****
(出典:Daily JapanのDJニュース 2009年3月27日記事より抜粋)
※Daily Japanは酪農乳業界のニュースを発行しているサイトです


リッキングに関しては、母牛からリッキングされて育った子牛と、
リッキング経験のない子牛の免疫機能を調査したところ3倍近くもの免疫力の差がみられた
という別の研究もあるようです。

動物にとってリッキングとはリラックス効果だけでなく、健康にとっても大事な作用があるんですね。

で、このリッキングですが、我々ヒトが、ワンちゃん・ネコちゃん達にペロペロする訳にもいきませんよね?

その代替となるのが、
そう!! マッサージなんです。

ただ、マッサージといっても色々ありますよね。
リンパマッサージ、経絡・ツボマッサージ、スウェーデン式やTタッチなどなど。

ただ、私たち日本で暮らしている人にはリンパやツボマッサージは比較的馴染みがあるのではないでしょうか?


気をつけなければいけないのは
例えば、リンパマッサージ(起源:西洋)と
経絡・ツボマッサージ(起源:古代中国)は
それぞれ期待される効果が違うんですよね。

この辺はまたおいおいご紹介していこうと思います。


とりあえず、今日は、ワンちゃん・ネコちゃんの体調管理の一つにマッサージもあるんだな、と覚えておいてほしいな、と思います。

で、今回はJ3が今日悩まされていた肩の痛み、(そう、肩こり!!)を緩和するのに役立つツボを3つ程ご紹介します。

なぜ肩こりか、
それはJ3のHPブログでも以前書いたのですが、ワンちゃん・ネコちゃんは肩が凝りやすい生活を送っているからなんです。

今回はちょっと前置きが長くなってしまっているので、ツボをご紹介するだけですが、
マッサージのやり方等も今後ご紹介していきますので、ワンニャンライフのお役に立てれば、、と思っています。

肩こりに効果のあるツボ① 肩井

●肩井(けんせい)
前肢の上部にある肩甲骨前縁にある窪みです。

ここを親指以外の指で指圧してあげます。
ちなみに頭痛・偏頭痛などにも効果ありです。

肩こりに効果のあるツボ② 曲池

●曲池(きょくち)
肘を曲げたときに腕の外側にできるシワの内側です。

ここも指圧です。

肩こり以外では腕の痛み、ニキビや蕁麻疹など皮膚トラブルにも。
結構色々な症状に効果あります。

肩こりに効果のあるツボ③ 搶風

●搶風(そうふう)
※ヒトでは臑会(じゅえ)と言います。

肘を曲げたときに腕の外側にできるシワの内側です。

肩甲骨と上腕骨の間の肩関節の後ろの窪みです。

ヒトでは腕の後ろ側で腋(ワキ)の窪みから指4本くらい下がったところです。

五十肩などに効果ありと言われています。


肩こりにはこれらの3つのツボを押したり、温灸を使ってみると効果がありますので、覚えておくといいかもしれませんね。


ということで、今回は

「マッサージ、ヒトだけなんてもったいない!」でした。


マッサージはツボを押すだけではなく、その前に準備マッサージとして事前にリンパや東洋医学でいう気・血・水の流れを良くしておくことも大事です。

また指圧だけでなく、皮膚を引っ張ったり、さすったり、という方法も使っていきます。


なお、ワンちゃん・ネコちゃんの体調が明らかにおかしいな、と思ったら、まずは掛り付けの獣医師さんに見てもらってくださいね。